夏休みの探究学習【企業訪問】第三弾!
今回は8月19日に岡野バルブ製造株式会社へ行ってきました。
岡野バルブ製造株式会社は、門司駅のすぐ側にある創業約100年の老舗企業です。
日頃の探究学習を進める中で上がってきた課題について質疑の時間をとっていただきました。
生徒
「岡野バルブさまの100周年記念イベントを考えているのですが、そもそも御社が100年続いた理由として何が考えられますか?」
という質問に対して、
社会人講師の永井瑞紀さん
「企業の事業が『発電所向けの高温高圧バルブの製造』に一本化されており、人々の生活に必要不可欠な製品を作っていることです。」
と答えていただきました。
現在はバルブ事業以外の新事業に積極的に取り組まれているようです。
説明の中で、「エネルギーミックス」や「独占禁止法」など社会科の授業で習った単語がたくさん登場し、教科の授業で学んでいることが実社会につながっていることを実感しました。
質疑の後は敷地内見学。
2018年まで稼働していた工場跡も見学させていただきました。現在は行橋市にある工場に製造機能が集約されています。
昭和の日本の電力事業を支えてきた歴史ある施設で、現在は映画の撮影のために貸し出すことがあるそうです。
生徒たちも「日本史の資料集に出てきそう」と興味津々でした。
最後は展示されていた大きな高温高圧バルブと一緒に写真撮影。
生徒たちが持っているのはお土産にいただいた「#がんばるぶ!」のステッカーです。
今回の訪問では日本の工業や戦後の発展を支えた歴史を感じることができました。
その一方で、岡野バルブ製造株式会社のビジョンでもある「未来型ものづくり」に力を入れていることも教えていただきました。
お忙しい中、対応してくださった岡野バルブ製造株式会社のみなさま、ありがとうございました。